御曹司の幼なじみから甘すぎる求愛を受けました。

そっと、顔を覗くように見つめると、凪くんは耳まで顔を真っ赤に染めていた。


「ありがとう、開けてもいい?」


「も、もちろん!どうぞ!」


あんまり期待はしないで欲しいけど……


包装を1つずつ丁寧に解いていく凪くんの指が長く、細く、あまりにも綺麗で見とれてしまう。


そんな中鳴った、タンブラーが入っている箱が擦れる音でハッとする。


ちょうど凪くんが、タンブラー本体を取り出した所だった。


凪くんの反応は、ただただ驚いていた、その一言に尽きる。


「一生使う」


冗談かもしれないけど、私の耳にはハッキリとその言葉が届いた。


「え…」


「ありがとう」


「あ………うんっ!」


びっくりしたぁ……凪くんの綺麗な顔で、そんな急に微笑まれたら、心臓に悪いよ……


「ご飯食べようか、お腹空いたでしょ?」


「え、いいの?これは凪くんのための物じゃ…」