御曹司の幼なじみから甘すぎる求愛を受けました。

だけど……凪くんは…恋愛とかは…


「遠慮しないで。俺もこれ観たい」


………絶対嘘。バカだけどそれだけは分かる。


凪くんが私に合わせてくれてることくらいさすがに分かるよ…


「凪く……」


「これに決定ね」


無理にこれを観なくてもいいよ、と言う前に凪くんは決定ボタンを押して、もう変更はないといった体勢にはいった。


そのまま映像が流れ始める。


「あ、ちょっと待って凪くん!」


「え、待って妃奈。俺から離れないで」


飲み物を入れたくて立とうとしたら、寂しそうな目をした凪くんに引き戻される。


「違うんだよ、えっとね…凪くんにも飲んで欲しい飲み物があって…それを作りに…」


「あ、凪くん甘いの苦手かな?」


もしそうなら、私は大人しくしてないと。


「……妃奈が作ってくれるなら、嫌なものはない」


「良かった、じゃあちょっとだけ待ってて?」