御曹司の幼なじみから甘すぎる求愛を受けました。

「大丈夫?1人800mずつ走らないといけないらしいんだけど…」


「そ、なんだ」


800という数字に鼓動が少し大きくなり、私の体全身が動揺していると分かる。


「待って、でもそれって……往復あるよね、?」


恐る恐る凪くんに確かめると……


「時間がないから往路だけ」


凪くんは不安になっている私を安心させるようにと優しく、首を横に振った。


「良かったぁ……私、走るのすごく苦手だから不安だったの」


「そっか、今までよく頑張ったね」


「ありがとうっ、凪くん」


当たり前のようにやってきたことを褒めてくれる凪くんは本当に優しい。


モテるのも当然だよ!


「凪くんと同じグループになれるといいなっ」


そうだったら、すごく心強いから。


手は自由な状態になっていたこともあって、私は凪くんに向けてガッツポーズをとった。


「妃奈のそういうとこ、ほんと可愛い。好き」