「凪くん?充電器いいの?」


「ん?充電って妃奈のことだから」


「…へっ、」


お腹に手がまわされたまま、肩に顔を埋められる。


そのせいか、もう秋も終わるごろなのに体全身が熱くなってしまった。


「ほーんとかわい。」


「うっ、」


凪くんって大型犬なのかな、、凪くんの方が可愛すぎるんだけど…!


それに、大好きな人にこんなことされてキュンキュンしないわけないよ〜


「妃奈こっち向いて」


「う、ん」


凪くんにぶつからないように縮こまりながら体の向きを変える。


「妃奈は充電しなくていいの?」


「え?」


「俺に会えなくて寂しかったんじゃないの?」


そう言いながら長い腕を横に広げる凪くん。


これって……私もさっきの凪くんみたいなことをするってことだよね…?


「や、恥ずかしい」


なんか凪くんって日々甘くなってるような…