御曹司の幼なじみから甘すぎる求愛を受けました。

確かベガとアルタイルって………


「ベガは織姫、アルタイルは彦星と言われています」


私が考えていたことをお姉さんが説明してくれる。


そっかぁ……



ベガとアルタイルって、、想像できないほどの距離がある。


その距離を1年に1度だけ埋める、なんて切なすぎるなぁ…


私だったら正直耐えられない。


ベガとアルタイルの話に少し切なくなりながら、私はその後も曲面スクリーンに映し出される夜空が動いていくのを真剣に見つめていた。




───40分ほど経って、上映が終了し、帰る?と聞こうとして凪くんを見つめると、凪くんは私の手を取って微笑んだ。


「ここから少しの所に、プラネタリウムがテーマのカフェがあるんだ。」


「うん?」


「ちょうどお昼だし、一緒に行こう。」


うん?待ってそれって…


「…え、連れてってくれるの…?」