雫へ
まずは、本当にごめん。
雫を1人にさせちまって。俺は、雫のことを幸せにできる男じゃなかったみたいだな。
本当は、雫と結婚したかった。
雫の花嫁姿を、隣で見ていたかった。
それなのに、雫は何も悪くないのに、俺は雫を置いていっちまった。
雫、ごめん。
そして、ありがとう。
俺と付き合ってくれて、本当にありがとう。
雫は最初で最後の彼女であり、最高の彼女だった。
だからこそ、俺は雫にお願いがしたい。
俺は、雫に幸せになってほしい。
俺よりも、いい男と出会って、そいつと幸せになってほしい。
俺のことは、考えないでほしい。
だって、仕方ないだろ? 俺は、雫を見守ってはいられるけど、それだけ。
俺は、もう雫を見ることしかできないんだ。
それに、雫はそうもいかない。雫は、俺を見ることはできないだろ?
だから、雫が選んだ男と永遠に幸せでいてほしい。
これが、最後のお願いだ。
雫、愛してる。幸せになれ。
玲



