「俺が、そのお守りに込められた願いを叶えなくちゃ、だな」
様子を見ていた圭志が、ポツリと言った。
「幸せにするって」
四つ葉のクローバーのデザインになっている石を、圭志はそっと撫でた。
「圭志……。圭志と両思いになれてわたし、幸せだよ」
「ん、ありがと。俺も、雫を好きになれて、雫に好きになってもらえて、そして今……こういう関係になれて、幸せだよ」
闇色だったわたしを、色のある世界へと連れ戻してくれた圭志と出会えた感謝を忘れないで過ごせますように、わたしはそう願いながら圭志を見つめ続けた。
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