「なんっで……!な、んでよっ…!」 いつのまにか、目の前が潤んでにて、自分が泣いていることに気付く。 今更今までのことに後悔してもしかたがない。もうここに凛子はいないのだから。 それでも、信じられない。これが一種の夢だと思って欲しい。 結局、その日は授業に参加できなくて親にも内緒で早退することとなった。