「なっ!俺らさ、司とちょっと占いしてくる!」

「………っ?!ゆ、ゆうや何言ってんだよー」

裕也はなんだかニコニコして、周りのヤツらに伝えた。ここのカラオケにある受付けの横の一室にある占いの館行くのかよ。

てか、占いってくだらねーじゃんか!

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「なぬ!お主、女の子からたくさん好意向けられとるな。私には分かるよ」

「は、はぁ」

「そうなんですよー!おばちゃん!司はモテるんです!当たってる!」

なんだか、俺は胡散臭い気持ちがしてならなかった。裕也とおばちゃん占い師はなんだか楽しげに会話をしているんだけど、あは、あはは。