―――キーンコーンカーンコーン

と帰りのHRのチャイムが鳴り、私と司だけになっていた。そして、私は司にかわいいハート型のプレゼント紙に包まれた箱を渡した。

「つかさ、私からのチョコうれしい?」

「うれしいに決まってんだろ。俺は衣菜だけだから」

そして、キスを施した。