私だけに甘いあなたと恋をする

「はぁ…」


大きくため息を吐く先生。


「あなたね…。学年首席の名前が泣くわよ…」


学年首席っ!!


思わず森くんを勢いよく見上げてしまった。


「何?意外?」


フッと笑うその表情が逆に不気味で。


……頭から食べられそう…。

響ちゃん…助けて…。


心の中で響ちゃんに助けを求める。

でも助けに来てくれるはずもなくて。


「……いえ…」


自分の口から出た言葉なのに、ロボットみたいにガチガチの声。


「ふっ…、何だよその返事」


とりあえず、怒られずに済んだみたい。


「ま、いーや。今日は帰る。また明日な、ちんちくりん」


ち…ちんちくりんって…私?