私だけに甘いあなたと恋をする

粘っこさのない…ミルクキャラメル……。

想像つくようなつかないような……。


「まゆり…」


太ももを滑る響の手のひら。


「――っ!」


体がビクリと跳ね反射的に膝を立てると、そこにキスを落としていく。

徐々に太ももの付け根へと近付いてきて。

体をぎゅっと縮こまらせた。


「嫌?」


顔を上げた響が切なそうな表情をしている。


「違……。けど、恥ずかし……」


今からそういうことをするんだろうなって思ったら、自然と身構えてた。


「電気、消すね」


部屋の電気が消され周りが暗くなる。

だけど大きな窓の外に輝く月明かりのせいで、思ったよりもお互いの姿が見えた。