私だけに甘いあなたと恋をする

「きょっ…、響…。もしかしてこれ…」


「ごめん、緊急だったから全部俺が…。ダメだったかな?」


いや――っ!!

記憶ないとはいえ、全部見られたーっ!!

でもっ…、でも……。

意識のない私をお風呂から出してくれて、体も拭いてくれて浴衣着せてくれて、布団に寝かせてくれたんだもんね。


「……あり、がと…」


恥ずかしいけど、それとこれは別だもん。


「でも……やっぱり恥ずかしい」


両手で顔を隠すとものすごく熱くて。

顔から湯気が出てるかも。


「まゆりが無事で何よりだよ」


ふわりと体を包まれる。

ギュッと抱き締められ、響の胸に体を預けた。