私だけに甘いあなたと恋をする

「何、その可愛い反応」


「だって……」


響が背後から両手をクロスして私の両肩を抱き締めてるから、響の手首の辺りしか持つところがない。


「心の準備できた?」


「ダメだってば」


「初めて聞きました」


「……ダメに決まってるじゃん」


私の言葉に唇を突き出す響。


「そんな顔してもダメなものはダメなの」


こんな人の往来があるとこでなんて恥ずかしいし。


「じゃあ、夜ならいい?さっき続きは夜にって言ったし、まゆりも二人だけの時ならいいって言ってたし」


知ってる人も居ない、知らない場所で二人きりだけの夜。


「……うん」


今日は全部受け入れるんだ。