私だけに甘いあなたと恋をする

「ありがと」


唇に軽く触れる響の唇。


「続きは夜にね」


「つっ、続…」


動揺した私の唇をスッと人差し指でなぞって微笑んだ。


続き…。

続きってもしかして…。


頭の中に裸で抱き合う自分達の姿。


お泊りだし、ないとは言えないよね…。

……や、でも響は真面目だからないか…。

こんなこと考えてるとか…。

引かれちゃうかな。


「行こ」


車を降りたら、響が手を差し出してきた。


「うん」


その手に自分の手を重ねると当たり前のように手を繋いで歩きだす。

地元から少し離れた場所。


ここなら大丈夫だよね。


繋いだ方と反対の手で響の腕にしがみついた。