私だけに甘いあなたと恋をする

「二人の距離がちょっと縮まったみたい」


「へぇー、そっか」


カナちゃんが真鍋くんのことを好きなのは、ずっと前に響に話してて。

男の子の心理なんかも響に聞いてみたりして。

色々カナちゃんにアドバイスできたらな…って思ってたんだけど、響からは『二人のことは二人にしか分からないから』って、あまり首を突っ込まないように言われたりしたんだけど。

でも、真鍋くんが学校に来てないことは響も心配してたからいい報告ができてホッとする。


「まゆりのクラスは明日授業があるから、明日も来てるといいね」


「うん」


「嬉しい?」


階段を上がりきったところで響が振り返った。