私だけに甘いあなたと恋をする

「当然。それを目標にやってるから」


すごいなぁ…。

キラキラしてる。

ずっとずっとそのために頑張ってきたんだ…。


(まぶ)し…」


「え…?どこが?めっちゃ曇ってるじゃん」


私の言葉を真に受けたカナちゃんが空を見上げた。


「違う違う。今の天気のことじゃなくて、真鍋くんが眩しいな…って思っただけ」


「えっ!あっ、そう?そうなんだ?あ、あはは……だって!良かったね、真鍋!」


真鍋くんの背中をバンバン叩くカナちゃん。

()ってーな』という彼の言葉もお構いなし。

言葉通りに受け取りすぎて素直だし、照れてるのめちゃくちゃ可愛い。