私だけに甘いあなたと恋をする

何気に上手なスキンシップ。


カナちゃん、なかなかやるな。


「そりゃそうだろ。俺、回鍋肉(ホイコーロー)食いたかった…」


それに気付いているのかいないのか。

真鍋くんは顔色一つ変えない。


「へぇー。あたしはキノコソースのオムライスかな。あのホワイトソースが何とも言えないんだよねー」


うんうん、それは分かる。

女子に人気だもんね。


「それじゃあ、第一位の発表でーす!」


あっ、そうだ。

今発表の途中だったんだ。


先生の声で引き戻されるまで、頭の中は学食のことでいっぱいだった。