私だけに甘いあなたと恋をする

「やーっ、二位か一位っ!」


両手を合わせてお願いするカナちゃん。


二位って何もらえるんだろ。


二位かどうかも分からないのに、景品が気になる私。


「第二位は――」


一旦言葉を区切り、溜めに溜めるのであちこちからブーイングが上がる。


「ごめんごめん。ちょっと調子に乗り過ぎた」


笑いながら手に持ったメモ用紙で頭を()く先生。


「今度こそホント。第二位は──、二組っ!」


「「「いぇ──いっ!!!」」」


すぐ隣で大歓声。


「二組には──」


関係ないけど、何がもらえるのかは気になるなぁー。