私だけに甘いあなたと恋をする

「……まゆちゃん…」


「ん?何?」


「あたしも……運動場…行ってきて、い…?」


「はぁっ?三輪さん一人にしてどうすんだよ」


「え…、あ…うん。それは…分かってる……けど…」


言いにくそう。


「うん、いいよ!行ってきて!」


カナちゃんの気持ちが分かるから。


「三輪さん…」


「二人の方が鬼とかに気付きやすいだろうけど、私達は逃げてるだけだし。真鍋くんは得点板見に行くんでしょ?カナちゃん居てくれた方が動きやすいと思うよ」


私の力説に黙ってしまった真鍋くん。

ため息を吐くと一言。