私だけに甘いあなたと恋をする

「…っ、皆仲良く…とかは言わない、けど…。せっかく同じクラスになったのに、入学早々こんな風に空気悪く……しないで…」


「……悪かったよ…」


「…私も……。言い方がキツいって言われてたから気を付けようと思ってたのに…。ごめんなさい…」


後ろと右側から聞こえてくる声に、何だか泣きそうになる。


「さすが、学級委員。最初はどうなるかと思ったけど心配なさそうだね」


へ?


思わず顔を上げた。

フッと微笑む響ちゃん。

その優しい笑顔に顔が熱くなる。


「一年の総代表は三輪さんに決まりかな」


え――っ!!


突然決定され、立ち上がった状態のまましばらく動けなかった。