私だけに甘いあなたと恋をする

「何でお前にそんなこと言われなきゃなんねーんだよ」


「学級委員決める時からそうだったでしょ!」


これ以上こじらせないで。


「ちょっ…、二人共――」


響ちゃんが止めようとしたところで。


「静かにしてっ!」


注目されるのを覚悟で机に手をつき立ち上がった。


ううっ…。

皆こっち見てる…。


恥ずかし過ぎて今すぐ逃げ出したい。

けど、ここで何も言わなかったらもっとひどくなるかもしれないもん。


「麻田さんも森くんもっ…。高校生なんだからもっと別の……。小学生みたいな喧嘩(けんか)しないでっ」


始めこそ勢いがあったけど、段々何言ったらいいか分かんなくなって。