私だけに甘いあなたと恋をする

「はいっ」


元気な声で返事をして立ち上がった。


「麻田美桜です。学級委員希望だったんですが諸事情でできなくて…」


チラッとこっちを見る麻田さん。


後ろから『チッ』って舌打ちも聞こえるんだけど…。

森くん、お願いだからまたトラブル起こさないでね。


心の中で泣きながら祈る。


「より良いクラスを作っていきたいので色々お手伝いしたいと思ってます」


「そうですか。頑張ってくださいね」


そう言って(うなづ)く響ちゃん。

私からしたら愛想笑いに見えるそれも、他の女の子達には破壊力抜群だったみたいで、教室が色めき立った。