私だけに甘いあなたと恋をする

「で、どんな人?」


「うーん…。一言で言うと『(はかな)い』って感じかな…。すごくキレイな顔してるの。多分私よりキレイな肌してる」


虚弱(きょじゃく)体質?」


大真面目な顔で聞くから、思わず吹き出してしまった。


「違うよー。まぁ、でも昔はそんな風に見えたかな。すごく儚くて消えてしまいそうな…」


「昔!?ってことは、ずっと前からの知り合いなんだ」


「うん。小さい頃からずっと好きだった人」


本当にずっとずっと大好きだった。

やっと隣に並べたんだ。

だからこれからは、一緒に隣を歩けるように頑張らないと。