私だけに甘いあなたと恋をする

「はいはい、文句言わない。最高学年として下の学年引っ張っていかないと駄目だろ。じゃあ、三年一組――」


バッサリ…。


いつも見てる響ちゃんとは別人みたい。

でも、それはそれでクールでカッコいいかも。


「まゆり。おい、まゆりっ」


「えっ?」


ボーッと見惚れていたら、森くんが私の腕を引っ張った。


「何ボーッとしてんだよ。ほら、自己紹介」


「えっ、ええっ?あ…えっと…、すみません…。一年三組の三輪まゆり、です…。よろしくお願いします」


ペコリと頭を下げると、森くんがストンと座った。


「もう自己紹介終わったの?」


慌てて座り森くんに問いかける。