この世界にはよると言うものが私たちのエネルギー源になると言われている伝えがあった。夜は気持ちがいい。空は星で満開。
空気がうまい。そして、このチキュウの島の端からぐるっと回ってその端に戻ることをイメージし、今日も平和でよかったとひといきつく。それが日課。私はなんのために生まれてきたのだろうか。人々を見守るため？母や父に殴られナイフを向けられるため？そもそも私って誰？そんなことを考え考え。そのまま疲れて寝る。幸せ？普通？みんなは欲張りだな、そんなのどっちだって幸せじゃないか、あーあ幸せってみんな形にできないのかな？

ちゅんちゅん
パーッと光が刺してきて気づけば朝7時。
私は寝ぼけて光にそっとおはようと言う。
胸を撫で下ろしてゆっくり空気を吸った。
そのまま目をつぶって伸びをし、ダラーンと手をおろし、目を開いて、そのまま時計をじっとみた。
やばい！！祈りを捧げないと、みんなが平和になれない。慌てて祈りをした。
…私はなんのために願うのだろうか。
願うってなんで？
………あー！！だめだめ！！お祈り中にそんなの考えちゃだめ！！

パリッ、パンはサクサクがいいタイプ。
暖かいモーニングティーを飲んで、
朝のタバコを吸う。これが日課。
これが毎日。これは…幸せかな？
…少し買い出しに行こう。
（この道は少しくらいな）
タバコに火をつけるライターをそっとつけた。すると、
何かキラッと光るものが見えた。