山奥なので、夜空はまるでプラネタリウムのよう。

「ねぇ、ここは昼間の眺めもいいから、明日は朝風呂入ろうね」

そう言うと、

「うん、ありがとう。紫…愛してるよ」

不意打ちの「愛してるよ」に、ただ面食らっていたら、隆は私を強く抱き寄せてキスをした。



Fin