「君はさ、ランちゃんの思いを知っていながら平然と僕に近づいてきた」
「違う、それは…」
「いいや、違わないさ。むしろ君の方が卑怯だと言ってもいいんじゃないかな。君は、ランちゃんにばれたときの言い訳を用意してから行動に移したんだからね。君の罪の方が重いんじゃないの?」
力が抜ける。
へなへなと床に座り込んでしまった。
麻生くんの言うとおり。
私は卑怯だ。
汚いことを考えているくせに優等生面。
いつだってちゃんと逃げ道を用意している。
「沢木さん、大丈夫?」
麻生くんが私のそばにしゃがみこんで笑っていた。
あざけるように、顔をのぞきこみながら。
「違う、それは…」
「いいや、違わないさ。むしろ君の方が卑怯だと言ってもいいんじゃないかな。君は、ランちゃんにばれたときの言い訳を用意してから行動に移したんだからね。君の罪の方が重いんじゃないの?」
力が抜ける。
へなへなと床に座り込んでしまった。
麻生くんの言うとおり。
私は卑怯だ。
汚いことを考えているくせに優等生面。
いつだってちゃんと逃げ道を用意している。
「沢木さん、大丈夫?」
麻生くんが私のそばにしゃがみこんで笑っていた。
あざけるように、顔をのぞきこみながら。


