【完】大人の世界~甘美な毒に魅せられて~

まちがいない。

ランだ。

ランが二階にいる。



背筋が凍った。



ランの身に危険が及んでいるのかもしれない。



もう迷うことはなかった。



靴を脱ぎ、二階へと続く階段を駆け上がる。



「ラン! ラン!」



見慣れたドアを開け放つと思いもよらない光景が飛び込んできた。