【完】大人の世界~甘美な毒に魅せられて~

「私は…ただ、RYOさんの…」

そのあとは言葉にならなかった。

こみ上げてくるものが抑えきれない。

涙と鼻水でぐしょぐしょの顔を、大好きな彼の前にさらしているなんて、なんて無様なんだろう。


私は、私は…。



みっともないちっぽけな女の子だった。