――ごくり。
喉の奥で唾液を飲み込む。
そしてやたらと乾く唇を舌でなめずる。
部屋の中で繰り広げられる断片を拾おうと私は五感を研ぎ澄ませる。
吐息すらはっきりと聞こえてしまいそうなほどの静寂の中、女の甘ったるい声だけがくぐもって聞こえた。
「あ…ん…」
聴覚が女の声を拾う。
こんな声を出す女だ。
どんなにか妖艶だろう。
飛び出してしまいそうなほど激しく波打つ心臓をどうすることもできず、私は自分の欲望に従った。
喉の奥で唾液を飲み込む。
そしてやたらと乾く唇を舌でなめずる。
部屋の中で繰り広げられる断片を拾おうと私は五感を研ぎ澄ませる。
吐息すらはっきりと聞こえてしまいそうなほどの静寂の中、女の甘ったるい声だけがくぐもって聞こえた。
「あ…ん…」
聴覚が女の声を拾う。
こんな声を出す女だ。
どんなにか妖艶だろう。
飛び出してしまいそうなほど激しく波打つ心臓をどうすることもできず、私は自分の欲望に従った。


