【完】大人の世界~甘美な毒に魅せられて~

自分のまつげにまつげをつける…?

どういうこと?

理解しきれずぽかんと口を開けていると、RYOさんが背中を押した。

「とりあえずやってみない? 僕、エクステ得意だから問題ないと思うし」



私はRYOさんにされるがままだった。

椅子に座り、RYOさんの指示に従う。

不安がないといったら嘘になるけど、RYOさんに任せておけば大丈夫という妙な確信もあった。



一重を二重にするのはなんだか抵抗がある。

いくら学校でいつものめがねをかけていたって、急に二重になったりしたらみんなに怪しまれるにちがいない。


でも、エクステだったら…。


まつげを増やすだけだし。

抵抗感はかなり薄れる。