「萌、おはよ!」

「あ、咲!おはよ!」

私は谷口萌。高校2年生。小さい頃からぽっちゃり体型で食べることがだいすき。この体型であることから何かといじめられることも多かった。

そんな私の一番の友達、親友である桃井咲は私の全てを理解してくれる大事な子である。

「萌ー、今日席替えだって聞いた?」

「え!?うそ!知らなかった、」

「そうらしいよ。どんな席になるんだろ」

「どきどきするね!楽しみではあるかも」

「萌は誰と隣になっても仲良くなれそうだね」

「そーかな、そーだといいんだけど」

「大丈夫よ、前のその明るさならみんな笑顔になるから」

「咲〜、ありがとう!」