「終わったー!!マジお疲れ!!」


「柑奈頑張ったね、怒涛の追い込み。
これなら赤点は回避されてるよ。」


「ガチで芽来と李月のおかげ!
2人ともありがと!!大好きー!」



やっと、テストが終わった。
テスト期間は午前で終わるし、今日は最終日だから。
これから、芽来と李月と遊びに行くことになっている。



「なになに!誰が来てるの!?」


「きゃ〜!かっこいい!」



帰りの支度をしていると、なんだか教室が騒がしくなって。
みんな窓際の方に固まっていた。



「…なに…?」



窓際の席のわたしの周りにも、生徒たちが沢山流れてきていて。
少しイライラしながらも、何気なくみんなが見ている窓際の方に視線を向けると。



「…!?」



校門のところに寄りかかっている男の人。
その姿にわたしは見覚えがある。