春風、漫ろに舞う

「いいねこれ、煌月(こうづき)っぽい。
僕の曲に合わせてくれたの?」


「うん。デモ版もらってたから、それに合うように歌詞当ててみた。」


(めぐ)すげー!!俺これめっちゃ好きだわ!
ドラム早く叩きてえ〜〜!!」


「ありがとう、(ひゅう)。わたしも楽しみなんだ。」


「私もこれ好き。巡らしい詩だね。」



(えい)もにこにこ笑いながらそう言ってくれて。
うんうん、と(しき)も頷いてくれている。


よかった。
みんなに好評みたいで嬉しい。
みんながわたしの詩で喜んでくれて、モチベーションが上がってくれるなら何より。



「さてと、そろそろ出番だし。
行きますか!」



織の一言でいつも通りに円陣を組んで。
わたしたちはライブへ向かった。