昨日ある女に空き教室に連れてこられた。

女は俺のパートナーの鱈場千鶴らしい。

そういえば見覚えのあるやつだった。

女は俺の叶えたいことに協力する。だから女のやりたいことにも協力してくれ。とのことだ。

あ、あとあいつ言ってたな。

昨日ある女に空き教室に連れてこられた。

女は俺のパートナーの鱈場千鶴らしい。

そういえば見覚えのあるやつだった。

女は俺の叶えたいことに協力する。だから女のやりたいことにも協力してくれ。とのことだ。

あ、あとあいつ言ってたな。

「歩のことを知りたいと思っている」

あいつ…鱈場は確かにそう言った。
俺のことなんか知ってどうすんだ…?あれか?運命の人がどうのこうの。

俺は異性や運命の人とやらには興味が無い。あいつにもさらさら興味なんてない。

俺に不利があると言ったら女と話さないといけないこと。まあこれは学園に来るときに承知したからまだ問題はない。…が女とゲームや授業以外で話さないといけないことが、俺にとっての不利な点だった。
やりたいことに協力してもらえるというメリットがあるもののこのデメリットは俺にはデカい。

なんでOKしたんだろ……。

あの時とっさにOKしてしまった。何故か鱈場には見覚え、聞き覚えがあるように感じた。

そんなことを考えてもまとまらない気がしたので俺はベッドにもぐった。