上階にとってあった部屋に入ると斗真さんは私をベッドにおろし、かがんで額に手をあてた。
斗真さんの手は冷たくて気持ちいい。私、熱があるのかな。
彼は眉を寄せて深いため息をつく。
「やっぱり連れてこなきゃよかった」
ボソッと呟いた言葉に、ズキンと胸が痛む。
大事なパーティーなのに、妻としての役目もうまく果たせず迷惑をかけてしまうなんて、斗真さんに呆れられても当然だ。
「ごめんなさ―――」
「悪かった。さっき調子が悪そうに見えたのに、パーティーに連れ出してしまって」
私が謝るより先に、斗真さんが頭を下げる。
「さっきって……」
控え室でのことを言っているんだろうか。
斗真さんが手を伸ばしたのは、もしかして私の額に手を当てようとしたのかな。
「瑞穂に無理をさせるなんて、夫として最低だ。もっと気をつけてみてやるべきだったのに」
斗真さんは自分を咎めるように苦しげに目を伏せる。
斗真さんの手は冷たくて気持ちいい。私、熱があるのかな。
彼は眉を寄せて深いため息をつく。
「やっぱり連れてこなきゃよかった」
ボソッと呟いた言葉に、ズキンと胸が痛む。
大事なパーティーなのに、妻としての役目もうまく果たせず迷惑をかけてしまうなんて、斗真さんに呆れられても当然だ。
「ごめんなさ―――」
「悪かった。さっき調子が悪そうに見えたのに、パーティーに連れ出してしまって」
私が謝るより先に、斗真さんが頭を下げる。
「さっきって……」
控え室でのことを言っているんだろうか。
斗真さんが手を伸ばしたのは、もしかして私の額に手を当てようとしたのかな。
「瑞穂に無理をさせるなんて、夫として最低だ。もっと気をつけてみてやるべきだったのに」
斗真さんは自分を咎めるように苦しげに目を伏せる。



