リチャードとルシウスが
待機している部屋の前で急ブレーキ
するように立ち止まると。
リコットは姿勢を正し、軽く深呼吸して
ノックし入室すると
「お待たせして申し訳ありません。
リコットがただいま参りました」
と、淑女の礼をする
するとリチャードが
「おー、リコット 終わったか?
兄様に顔を良く見せておくれ!」
と、笑顔で両手を広げて
おいでとジェスチャー
ドレスを両手で抑えながら
ドタドタと駆け寄って
おもいっきり抱き着いた。
「お兄様〜!もう全然帰ってきて
くださらないんですもの!!
わたくし待ちくたびれておりました!」
リチャードはガシッと受け止め
両脇に腕を入れて持ち上げると
小さい子をあやすように
クルリと一回転してリコットを下ろすと
「リコット〜!ちょっと見ないうちに
また可愛くなったかな?
兄様こまっちゃうなぁ〜」
と、こねくりまわす。
リコットもリコットで
リチャードの頭をわちゃわちゃして
「もう!お兄様こそ
世界一のお兄様ですわっ!笑」と
完全なる2人の世界
それを見て、呆れた様子で
またか、と、ため息を吐くルシウス。
はい、この兄妹
近寄りがたいほどの美貌を持ち
似たような顔して
筋金入りのシスコンでブラコンだった…
待機している部屋の前で急ブレーキ
するように立ち止まると。
リコットは姿勢を正し、軽く深呼吸して
ノックし入室すると
「お待たせして申し訳ありません。
リコットがただいま参りました」
と、淑女の礼をする
するとリチャードが
「おー、リコット 終わったか?
兄様に顔を良く見せておくれ!」
と、笑顔で両手を広げて
おいでとジェスチャー
ドレスを両手で抑えながら
ドタドタと駆け寄って
おもいっきり抱き着いた。
「お兄様〜!もう全然帰ってきて
くださらないんですもの!!
わたくし待ちくたびれておりました!」
リチャードはガシッと受け止め
両脇に腕を入れて持ち上げると
小さい子をあやすように
クルリと一回転してリコットを下ろすと
「リコット〜!ちょっと見ないうちに
また可愛くなったかな?
兄様こまっちゃうなぁ〜」
と、こねくりまわす。
リコットもリコットで
リチャードの頭をわちゃわちゃして
「もう!お兄様こそ
世界一のお兄様ですわっ!笑」と
完全なる2人の世界
それを見て、呆れた様子で
またか、と、ため息を吐くルシウス。
はい、この兄妹
近寄りがたいほどの美貌を持ち
似たような顔して
筋金入りのシスコンでブラコンだった…



