ショッピングモールに入ると休みの日だからか人で溢れていた。
「あそこに雑貨屋があるよ。」
「見てみるか。」
店内に入ると、
虹叶が何やらマグカップをじっと見ていた。
「そのマグカップ気になるの?」
「ああ…。今使っているのを買い換えようかと思ってな。」
いくつかのマグカップを手に取り、吟味していた。
普段虹叶は外出をほとんどしないのであまり物を買っているところは見たことがない。
珍しい光景だった。
咄嗟にスマホを向けて撮った。
カシャッ
「ん?星出、どうかしたか?」
「虹叶が買い物なんて珍しいから写真におさめてたの。こういう風景もいいのかなぁって。アップしてもいい?」
「かまわないが、そんなのでいいのか?」
「結構珍しいから需要あるんじゃない?
ただでさえあたしらはSNS更新してないし…。よーし、アップしてっと。」
まだ虹叶は悩んでいた。
「迷ってるの?」
「ああ…。個人的にはこちらがいいんだが、飽きてしまいそうだなと思ってな。」
「でも気に入ってる方が大事にするから、気に入っている方にしなよ。」
「そうだな…。そうしよう。」
決まったようですぐに会計をしにいった。
「待たせたな。」
「ううん。全然。」
「さて、次はどうする星出。」
「どうしようか…。まだ撮れ高よくないしもう少し撮りたいんだけど何をすれば…。」
と歩いていると、
「今こちらでカップル脱出ゲームやってまーす!クリアできたカップルにはツーショット写真とカップルスイーツ無料券がもらえまーす!」
と宣伝していた。
「カップル脱出ゲーム?」
「ショッピングモールにはいろんなイベントがあるんだな。」
「あれやってみない?ツーショット写真載せられるし、面白そう。」
少しでも虹叶と近づけるチャンスになるかも。まだ虹叶にアピールできてないしね。
「分かった。他にやることもないしな。」
「あそこに雑貨屋があるよ。」
「見てみるか。」
店内に入ると、
虹叶が何やらマグカップをじっと見ていた。
「そのマグカップ気になるの?」
「ああ…。今使っているのを買い換えようかと思ってな。」
いくつかのマグカップを手に取り、吟味していた。
普段虹叶は外出をほとんどしないのであまり物を買っているところは見たことがない。
珍しい光景だった。
咄嗟にスマホを向けて撮った。
カシャッ
「ん?星出、どうかしたか?」
「虹叶が買い物なんて珍しいから写真におさめてたの。こういう風景もいいのかなぁって。アップしてもいい?」
「かまわないが、そんなのでいいのか?」
「結構珍しいから需要あるんじゃない?
ただでさえあたしらはSNS更新してないし…。よーし、アップしてっと。」
まだ虹叶は悩んでいた。
「迷ってるの?」
「ああ…。個人的にはこちらがいいんだが、飽きてしまいそうだなと思ってな。」
「でも気に入ってる方が大事にするから、気に入っている方にしなよ。」
「そうだな…。そうしよう。」
決まったようですぐに会計をしにいった。
「待たせたな。」
「ううん。全然。」
「さて、次はどうする星出。」
「どうしようか…。まだ撮れ高よくないしもう少し撮りたいんだけど何をすれば…。」
と歩いていると、
「今こちらでカップル脱出ゲームやってまーす!クリアできたカップルにはツーショット写真とカップルスイーツ無料券がもらえまーす!」
と宣伝していた。
「カップル脱出ゲーム?」
「ショッピングモールにはいろんなイベントがあるんだな。」
「あれやってみない?ツーショット写真載せられるし、面白そう。」
少しでも虹叶と近づけるチャンスになるかも。まだ虹叶にアピールできてないしね。
「分かった。他にやることもないしな。」