「あーあぁ・・・・。」

もうやだといいつつ、彼女は廊下を歩く事をやめない。

「ゆこぉー。プリント机の中にいれといたよう〜!」
どうやら彼女の名前は、ゆこらしい。

「まりあっちアリガトー。」
作り笑いをするゆこ。

ゆこの見た目は、ながい髪に高い背、薄水色の眼鏡をかけている。

「ゆこ髪縛りなょぉー。せっかくカワイイんだしー。」

そう言ってゆこの髪をさわる。