「だとしたら、俺たちの前にいる凪沙ちゃんは三上ッチて事?」

「そうだよ。さっきからそう言ってるだろ」

「にわかには信じられませんが、話し方や雰囲気、僕たちでしか知らない秘密を知っている事を考慮すると、あなたは三上くんという事になります」

「わかってくれたのか?」

「マジウケる〜」

「信じるしかありません」

俺たちは3人で肩を寄せ合って抱き合った。

勇斗もSも涙を流して再会を喜んでくれた。

俺が凪沙の中で生きている事を心から喜んでくれた。