純玲は覆いかぶさる泰雅の背中に縋るように手を伸ばし抱きしめた。
逞しい背中は少し汗ばんでいて熱い。すると泰雅も表情を緩め抱きしめ返し、額にキスを落としながら純玲の髪を優しく撫でてくれた。
まるで本当の恋人同士のような優しい触れ合いに、純玲の心は慰められ、無性に泣きたい気持ちになる。
(やっぱり先生に初めてを貰ってもらえてよかった……きっと、これで前を向いて歩いていける)
しばらくそうした後、泰雅は純玲を気遣いながらゆっくりと身体を動かし始める。やがて激しくゆすぶられ、お互いの感覚を高めていく行為変わる。純玲はついてくのが精一杯だった。
「あ、あっ……!」
「――純玲っ」
息を詰める気配と共に泰雅は果て、限界超えた純玲も意識を飛ばした。
「やっと、俺の物にできた」という囁きが薄れゆく思考の中聞こえたような気がした。
その夜純玲は自分が幼い頃の夢を見た。
『純玲を施設にやれっていうんですか。まだ5歳ですよ!?』
いつも面白くてやさしい道隆おじさんが怒っている。
『父親の素性も分からない人間が小野寺家の名を名乗ることは、認められない、それくらいのことがわからんのか』
逞しい背中は少し汗ばんでいて熱い。すると泰雅も表情を緩め抱きしめ返し、額にキスを落としながら純玲の髪を優しく撫でてくれた。
まるで本当の恋人同士のような優しい触れ合いに、純玲の心は慰められ、無性に泣きたい気持ちになる。
(やっぱり先生に初めてを貰ってもらえてよかった……きっと、これで前を向いて歩いていける)
しばらくそうした後、泰雅は純玲を気遣いながらゆっくりと身体を動かし始める。やがて激しくゆすぶられ、お互いの感覚を高めていく行為変わる。純玲はついてくのが精一杯だった。
「あ、あっ……!」
「――純玲っ」
息を詰める気配と共に泰雅は果て、限界超えた純玲も意識を飛ばした。
「やっと、俺の物にできた」という囁きが薄れゆく思考の中聞こえたような気がした。
その夜純玲は自分が幼い頃の夢を見た。
『純玲を施設にやれっていうんですか。まだ5歳ですよ!?』
いつも面白くてやさしい道隆おじさんが怒っている。
『父親の素性も分からない人間が小野寺家の名を名乗ることは、認められない、それくらいのことがわからんのか』



