それなのに、と泰雅は純玲に振り返り覗き込む。
「あの男が余計なことを……すまない。俺がもっと警戒して早めに手を打っていればよかったんだ。結果的に君を傷つけてしまった。それと、高梨は俺に協力してくれていただけだ。すべて説明するから、でも今はこれだけは言わせてくれ」
泰雅は純玲の左手を両手で握ると力を籠める。
「君を愛してる。生まれも育ちも関係ない。俺は純玲が純玲でありさえすればいい。だから君と一生を共にできる権利を俺にくれないか」
泰雅の乞うような、それでいて真剣な眼差しに吸い込まれるように惹きつけられる。
「泰雅さん……私」
胸が一杯になってその先の言葉が出てこない。
「……最近の若い人は、熱烈なんですねぇ」
神崎が呟く声で純玲はハッと我に返った。
見ると、神崎は居心地の悪そうな顔をして、雄一郎は……物凄く不機嫌そうな顔をしている。
「悪いが、その気持ちは君の独りよがりではないのか? 彼女の気持はどうなんだ」
彼の言葉に泰雅がピクリと反応する。
純玲は握られていた手をそっとほどき、社長に向き直る。
「あの男が余計なことを……すまない。俺がもっと警戒して早めに手を打っていればよかったんだ。結果的に君を傷つけてしまった。それと、高梨は俺に協力してくれていただけだ。すべて説明するから、でも今はこれだけは言わせてくれ」
泰雅は純玲の左手を両手で握ると力を籠める。
「君を愛してる。生まれも育ちも関係ない。俺は純玲が純玲でありさえすればいい。だから君と一生を共にできる権利を俺にくれないか」
泰雅の乞うような、それでいて真剣な眼差しに吸い込まれるように惹きつけられる。
「泰雅さん……私」
胸が一杯になってその先の言葉が出てこない。
「……最近の若い人は、熱烈なんですねぇ」
神崎が呟く声で純玲はハッと我に返った。
見ると、神崎は居心地の悪そうな顔をして、雄一郎は……物凄く不機嫌そうな顔をしている。
「悪いが、その気持ちは君の独りよがりではないのか? 彼女の気持はどうなんだ」
彼の言葉に泰雅がピクリと反応する。
純玲は握られていた手をそっとほどき、社長に向き直る。



