「わぁ、いいんですか? 嬉しいです」
『よかった。いつなら都合がいい?』
そう聞かれて自分のこの先の予定を思い浮かべたが、なにも無いし、この先恋人との予定が入ることもない現実に気付く。
「……いつでも大丈夫です!」
純玲は明るく答える。泰雅に落ち込んでいると気付かれたくなかった。
それに、4年ぶりに実物の彼に会えると思うと、どん底だった気持ちが少しだけ上向いた気がした。
翌日の金曜の夜、仕事を終えた純玲は、泰雅に指定されたホテルのロビーで彼が来るのを待っていた。
いつでも大丈夫と言ったら『じゃあ、早速明日会おう』ということになったのだ。
東京駅からほど近いホテルなので純玲の勤務先とは目と鼻の先。高層ビルの上層階がホテルになっており、ホテルのロビーは27階にあった。
早めについたのでフカフカのひとり掛けのソファーに腰を沈めながら純玲は今日のことを思い出して心の中で溜息をついた。
(なんか、昨日から色々起こりすぎて……まさか私が秘書室に異動になるなんて)
昨日の今日でどんな顔で仕事をしたらいいのかわからないと思いつつ出勤した純玲だったが、幸か不幸か急遽インターン生の研修サポートに入らなければならなくなり、丸一日会議室で仕事をすることになった。
『よかった。いつなら都合がいい?』
そう聞かれて自分のこの先の予定を思い浮かべたが、なにも無いし、この先恋人との予定が入ることもない現実に気付く。
「……いつでも大丈夫です!」
純玲は明るく答える。泰雅に落ち込んでいると気付かれたくなかった。
それに、4年ぶりに実物の彼に会えると思うと、どん底だった気持ちが少しだけ上向いた気がした。
翌日の金曜の夜、仕事を終えた純玲は、泰雅に指定されたホテルのロビーで彼が来るのを待っていた。
いつでも大丈夫と言ったら『じゃあ、早速明日会おう』ということになったのだ。
東京駅からほど近いホテルなので純玲の勤務先とは目と鼻の先。高層ビルの上層階がホテルになっており、ホテルのロビーは27階にあった。
早めについたのでフカフカのひとり掛けのソファーに腰を沈めながら純玲は今日のことを思い出して心の中で溜息をついた。
(なんか、昨日から色々起こりすぎて……まさか私が秘書室に異動になるなんて)
昨日の今日でどんな顔で仕事をしたらいいのかわからないと思いつつ出勤した純玲だったが、幸か不幸か急遽インターン生の研修サポートに入らなければならなくなり、丸一日会議室で仕事をすることになった。



