スーツ姿の彼女は誰が見ても美人と答えるような華やかな容姿をしており、スタイルもいい。肩に付かないくらいの艶のあるボブスタイルも耳元で揺れる大きなゴールドのピアスも小さな顔に似合っている。
「純玲、この人はここの弁護士で高梨麗さん。所長のお嬢さんだ」
(この人が……!)
泰雅が所長に縁談を勧められていた女性だ。
ソファーに座ったままだったことに気付いた純玲は慌てて立ち上がり、挨拶をする。
「初めまして、白石純玲と申します、夫がいつもお世話になっております」
「まぁ、あなたが白石のお嫁さんね。私、高梨麗といいます」
麗は純玲の顔を見てにっこり笑う。
「聞いてるわ、あなたがいるから白石は私との結婚を断ったんでしょ? もう、結婚し損ねて残念だったわ」
「えっ」
「……高梨」
固まる純玲と声を低くする泰雅に麗は慌てて言い訳する。
「やだ、ごめん、冗談よ……若くてかわいいお嫁さん貰って幸せになった白石が羨ましいだけ」
(……あれ?)
純玲の目には麗の表情に一瞬切ない影が差したように見えた。だが、すぐに彼女は表情を明るくする。
「純玲、この人はここの弁護士で高梨麗さん。所長のお嬢さんだ」
(この人が……!)
泰雅が所長に縁談を勧められていた女性だ。
ソファーに座ったままだったことに気付いた純玲は慌てて立ち上がり、挨拶をする。
「初めまして、白石純玲と申します、夫がいつもお世話になっております」
「まぁ、あなたが白石のお嫁さんね。私、高梨麗といいます」
麗は純玲の顔を見てにっこり笑う。
「聞いてるわ、あなたがいるから白石は私との結婚を断ったんでしょ? もう、結婚し損ねて残念だったわ」
「えっ」
「……高梨」
固まる純玲と声を低くする泰雅に麗は慌てて言い訳する。
「やだ、ごめん、冗談よ……若くてかわいいお嫁さん貰って幸せになった白石が羨ましいだけ」
(……あれ?)
純玲の目には麗の表情に一瞬切ない影が差したように見えた。だが、すぐに彼女は表情を明るくする。



