君が好き

そうだったんだ……。

「ごめんね……いけなくて……」

「ううん。大丈夫。最初はお兄ちゃんと行く予定だったから、一人じゃないよ!」

「うん…本当にごめんね」

私が何ども謝っていると、美奈ちゃんが交換条件を出してきた。

「じゃあ、約束!デートのこと、いつかゆっくりきかせてね!」

「は、恥ずかしいけど、いいよ、わかった」

「やったー!楽しみにしてるね!じゃあ、そろそろきるね」

「うん。バイバイ!」