「いや、俺にとってはお前も俺の妹だ」

チクッ

何でだろう、今胸が痛くなったきが……もしかして私、昴のこと……。

「莉子、もう遅いし帰るぞ。それに、無断で学校出たらいけないみたいだし学園長も心配してたぞ」

「えっ、なら早く帰らなくちゃ!」

今は、まだ、この気持ちに気づかなくてもいいや。