「先生…」 「うん」 「私…」 岩本の手が震えてる… ごめんな…辛いよな… 「大丈夫だよ」 「戻りたいって思っちゃう…」 「そっか… 理由聞いてもいい…?」 「うん… だって感情がなければこんな思いしなくてすむから… 辛いとか思わなくてすむ… 夢を見てもなんとも思わなくてすむから…」 「そうだよな…」 「だから…戻りたい… 辛いとか思わなくてすむなら戻りたいよ…」