私の人生を変えてくれた人


「真奈…
 気持ちは嬉しいけど…もう嫌なんだ…
 だから…ごめん」

そういって私は走りだした

「岩本!」

そんな下山先生の声がしたけれど振り向かず走り続けた

人混みに紛れどんどん進んでいく


ハァハァハァ…
もう無理…
走れない…

こういう時、体力のない自分の体が嫌になる

「香音!」

真奈が追いかけてきたらしい

「香音、大丈夫?」

「うん
 走って疲れただけだから…」