「それって…」 「多分…幻聴ですね… 手離してって暴れてたので何かが聞こえてたんだと思います でも手を離したらまた俺の声も届かなくなると思ったので離しませんでした…」 「それで良かったと思います」 「でも全身の震えもひどくなるし、呼吸も荒くなっていくので不安でした 声かけることしかできなくて…」 「彼女は下山先生がいてくれて良かったと思いますよ」 「だと良いんですけど… それでしばらくして暴れる力も弱くなって震えや呼吸もおさまってきて、そのまま疲れたのか寝ちゃいました」